年末年始明けに骨格チェックをしてからダイエットを始める理由【理学療法士が解説】


ダイエットや運動を始める前に「骨格チェック」を行うことで、
効率的でケガの少ない身体の使い方を身につけることができます。

やみくもに運動を始めるよりも、
まずは自分の身体の特徴を知ることが重要です。


骨格チェックとは?何を確認するのか

骨格チェックでは、
姿勢・関節の捻れ・左右差・歩き方などを総合的に評価します。

主なチェック項目は以下の通りです。

  • 姿勢
  • 頭の形
  • 前捻角(股関節の捻れ)
  • 膝関節の捻れ
  • 脚長差(足の長さ)
  • 足部の形状
  • 歩行

これらを一つずつ確認し、
身体の使い方の癖や負担が集中している部位を明らかにします。


各チェック項目の簡単な解説

姿勢のチェック

肩の高さ、肋骨の形と動き、背骨のカーブ、骨盤の形や高さなどを確認します。
姿勢は生活習慣の結果であり、
身体の癖や将来的な障害を見つける重要な手がかりになります。


頭の形

頭はボーリング玉ほどの重さがあり、身体の一番上に位置します。
頭が左右・前後に傾くと、首から下の筋肉や関節に過剰な負担がかかります。
その結果、痛みや姿勢不良につながることがあります。


前捻角(股関節の捻れ)

股関節は骨盤と大腿骨で構成され、大腿骨は約15〜20度前方に捻れています。
この捻れが生まれつき、または成長過程で強くなりすぎると、
特定の動作で負担がかかりやすくなります。

正常範囲かどうかを確認することで、
注意すべき動きや障害予防につなげることが可能です。


膝関節の捻れ

太ももの骨と脛の骨の捻れを確認します。
変形性膝関節症の方では、脛の骨が外に捻れているケースが多く見られます。

捻れを調整することで、
膝が伸びやすくなったり、体重をかけた際の痛みが軽減することがあります。


脚長差(足の長さ)

左右の脚の長さをミリ単位で測定します。
椅子が1mmの差でガタつくように、人の身体も左右差を補正しながら動いています。

その補正を担う関節に負担がかかり続けると、
痛みや障害の原因になります。
脚長差を把握することで、左右バランスの改善と予防につながります。


足部の形状

以下のポイントを確認します。

  • 脛と踵の傾き
  • 扁平足
  • 外反母趾・内反小趾
  • 浮き指
  • 足裏のタコ

足の形状を見ることで、歩き方や体重のかかり方の癖が分かります。


歩行チェック

骨格チェックで得られた情報をもとに、実際の歩行を確認します。
重心移動や負担のかかる部位を観察することで、
より正確な身体分析が可能になります。


骨格チェックで分かること

これらの評価を総合することで、
日常生活で形成された運動機能の癖が明らかになります。

小さな歪みでも、
長期間積み重なることで関節や筋肉に負担がかかり、
将来的な障害や骨の変形につながる可能性があります。

骨格チェックは、

  • 将来起こりうる障害の予測
  • 改善すべきポイントの明確化
  • 予防策の立案

に役立ちます。


パーソナルピラティスと骨格チェック

当スタジオのパーソナルピラティスでは、
初回に骨格チェックを必ず実施します。

  • カウンセリング
  • 骨格チェック
  • 身体に合ったプログラムの提案と実施

を一貫して行います。

骨格チェックのみのメニューもありますが、
1回のセッションでエクササイズまで行えるため、
初回パーソナルピラティスがおすすめです。


他スタジオでピラティスを行っている方へ

すでに他のスタジオでピラティスを行っている方は、
骨格チェックのみを受けていただくことで、
ご自身の身体の特徴を把握し、
普段のエクササイズに生かすことができます。


まとめ|ピラティスの第一歩は「自分を知ること」

ピラティスの最終目標は、
自分の身体をコントロールし、効率的な動きを身につけることです。

そのために最初に必要なのは、
自分の身体の特徴に気づくこと。

骨格チェックを通して、
無理のない、続けられる身体づくりを始めましょう。